昭和のテントを修理しました

アウトドア派の友達が近くに引っ越してきたので、インドア派の我が家も便乗してキャンプにいきました。実家の納屋に30年くらい前のテントが眠っていたので、キャンプ初回はそれを使ってみましたが、骨組みを組みやすくするためのにポール内に埋め込まれている「ショックコード」なるものが伸びきっていて、まぁ立てづらい。組んだそばからポールが外れ、1つ直すと別のところが外れ…と4人がかりでたてる羽目になりました。

次回はもっと簡単に組み立てられるように、ショックコードなるものを修理してみることにしました!(←テント買えよ)

ちなみにショックコードはAmazonで売ってました。私は気づかずに裁縫用の平ゴムを使ってしまいました。後悔。

うちのテントポールの壊れ方

作業の工程を写真に撮るのを忘れたため、図で説明。うちのテントポールはこんな風に壊れていました。

ポール内にあるゴムがのびきってダルンダルンでした。ゴムを交換すればいいだけの簡単な修理と思っていましたが、そう簡単にはいきませんでした。

発覚した内部構造と修理方法

ポールの内部構造はこうなっていました。

この金具、けっこう奥まったところにある上に、引っ張っても出てこないんです。ポールの細い入り口から、この金具にどうやって新しいゴムをかけるかが問題でした。しかしこの金具、ある習性がありました。引っ張っても出てこないんですが、押すと奥に動くんです。それを利用した直し方こちら。

押し込む!

そう、押し込みました。ゴムの伸縮性がかろうじて残っているポールについてはこの方法で修理しました。この方法、ゴムが伸びきっちゃってるポールには使えない方法です。なのでそういうポールには直し方その2。

金具作っちゃう!

2mmくらいの硬めの針金をペンチで丸めて作りました。これにゴムを引っ掛けた状態で、ポールの中に新たに押し込みます。古い金具はより奥へ押し込まれる形になります。この古い金具がポールの反対側から出せれば、新たに作る必要はないんですが、反対側まで押し出せる細長い硬い棒がなかったのと、反対側にも金具があって押し出せなさそうなのとで断念しました。ゴムがダメになるたびに、ポール内に入らない金具がたまっていくシステムです。

これで次回のテント設営時間は短縮できそうです。以上、テントポールを修理する話でした。