離乳食の味付けとして頻繁にかつおぶしを使うんですが、そういえば塩分ってどのくらいなんだろうと気になったので調べてみました。
塩分は食品の成分表示のところに「ナトリウム」と書かれています。このナトリウム量を塩分に換算するにはひと手間必要だそうで、以下の計算式で変換するそうです。
食塩相当量(g) = ナトリウム量(mg) × 2.54 ÷ 1000
目安として、ナトリウム約400mgで食塩1gと同等量ということになります。(食塩相当量がしっかり書いてあるものもありますけどね。)
一般的なかつおぶしの塩分量はというと
ネットで成分をしらべることができた3メーカーのかつおぶし100gあたりのナトリウム量を調べてみました。
<100gあたりのナトリウム量> ・ヤマキ 130mg〜790mg ・にんべん 440mg ・西友オリジナル 480mg
ヤマキは幅がありますが最大量で考えると100gあたり食塩1~2g(指3本で多めにひとつまみ)程度含まれていることになります。
私が愛用しているかつおぶしは1g小分けパックなので、1袋全部使うと0.01~0.02g程度の食塩相当量なんですね。これがどのくらいかというと、指2本でひとつまみが約0.1gなので、その10分の1。めちゃめちゃ少ない量ってことですね。
赤ちゃんが1日に摂取しても良い塩分量ってどのくらい?
厚生労働省の基準によると、乳児の1日の食塩摂取量の目安は、0~5ヶ月までは0.3g、6~11ヶ月までは1.5gだそうです。ということは、1食の離乳食に小分けパックまるまる1袋(1g)使っても全く問題ない塩分量だったんですね。
1日100袋(100g)使ってもぎりぎり大丈夫なくらい、気にせず使って大丈夫とわかったので、これからはバッサバッサふりかけようと思います。
<余談>減塩という文字に惹かれて買ったかつおぶしは猫用でした
かつおぶしの塩分量は気にしなくてもいいと知る前に、「減塩」と書かれたかつおぶしを発見しました。減塩して悪いことはないだろうと買ってみたんですが、よくよく見ると猫用でした。言われてみればパッケージに猫に絵が。。。猫の好物だからかなぐらいにしか思ってませんでした。。。
人が食べても大丈夫なのかどうか不安でネットで調べてみましたが、同じように不安に思っている人はいなかったので、メーカーに問い合わせてみました。
私「猫用の減塩タイプのかつおぶしを買ってしまったのですが、人が食べても大丈夫ですか??」 窓口の人「うふふ。猫用ですが原料は同じで、脂分が少ない部位を使ったり、塩分を少なくしているという違いなので、人が食べて害があるものではありません。食べていただいて大丈夫ですよ。」
笑われました。
人が食べても大丈夫だそうです。